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額面100万円ですので、13万円だせぱ、首都食料鰍フ株式を500円で発行後5年間買えるオプションが手に入るわけです。
ここまででワラント債とワラントに関する説明をほぼ終えたわけですが、次にワラントそのものについてもう少し詳しく見てみましょう。
パリティ、プレミアム、ギアリング、行使パリティ転換社債のところで、パリティという概念を説明しました。
いわゆる、理論価格というものですが、ワラントにもこの概念はあてはまります。
では、ワラントの理論価格(パリティ)はどのようにして計算するのでしょうか。
基本に帰って、ワラントの価値を考えてみましょう。
この時のワラントの真の価値はいくらになるのかというのが問題です。
額面100万円、行使価格500円と書いてあります。
したがって、このワラントを行使すれば、ということで、2000株の株式が手に入ります。
この株式を時価600円でマーケットに売り、行使に必要だった100万円を差し引けば、ということで、額面100万円のワラントは、20万円の価値があることがわかります。
したがってこのワラントのパリティは、20ということになります。
では、応用問題です。
いま仮に、株式の時価が500円の時にワラント債を発行するとします。
またその時、行使価格が500円に決まったとすれば、その時のワラントのパリティと価格はいくらでしょうか。
いまの例に従って計算してみてください。
答えはパリティがOで価格が13となるはずです。
さあ、何かおかしいなあと思われるはずですが、いかがですか。
ワラントのパリティはOなのに、なぜ価格は13なのだろうというのが疑問のはずです。
発行条件は前項の前提と同じになりますから、前項での説明通りワラントの価格は13となります。
またパリティは今の例の通り計算すればOになります。
この理論価格とマーケット価格の差に相当する部分の価値を、タイムバリュー(timevalue)と呼んでいます。
タイムバリューはワラントの持つオプション的な性格をよく表している価値で、ある一定の価格で一定の期間、株が買えるという権利を表す価値です。
この価値についてもう少し詳しくご説明しますと、ある一定の価格で株を買えることから、株価が大きく乱高下すると、この価格は上昇する傾向があります。
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